やることリストがボードゲームになった!?|やるモン制作のはじまり①
こんにちは。「やるモン研究所」です。
今回からしばらくは、やるモンが生まれるきっかけとなった“やることリスト”から、どのようにして「ゲーム化」につながっていったのかなど振り返ってみたいと思います。
最初はただの「やることリスト」
小学生の子どもたちが勉強を続けるのはなかなか大変です。
塾で指導していたり、実際の私の家庭の現場から「宿題を後回しにしちゃう」「やることがいっぱいでどれから手をつければいいかわからない」——そんな声から、まずはシンプルにやることを書き出す表をつくりました。
それがこちら。

ポイント制を導入してみた
毎日やることをチェックしていくだけの表。
少し楽しく取り組んでもらいたかったから「楽しさ」の要素を取り入れてみた。
それが、「コンプリートポイント」。
書き出した「やること」を全部ちゃんと実行したら1日ごとに2ポイントをゲットしていく仕組み。
もし後回しにしちゃったら1ポイントを失うというゲーム感覚。
簡素だけど工夫したつもりだった。
これを実際にある子に渡して試してもらったら、最初は目新しさからかやることを書き出して使ってくれたそう。
でも、しばらくしたら、どうもまだ「やらされている感」が抜けないそうで、だんだん書き出すのがおっくうになっていったそうです。
これを「もっと楽しくできないかな?」「自分から進んで『やる!』といえる方法はないかな」という思いが出てきました。
さらに「モンスター化」へ
「楽しく」「進んで」やる方法として思いついたのは
やることをモンスターにしちゃおう!
ということでした。
そうやって着想を得たのが「やるモン」=「今日やることモンスター」カードゲームの始まりです。
これから、このブログでは「やるモン」の制作過程や活用アイデアを少しずつ紹介していきます。
次回は、実際にどんなモンスターが登場するのかをご紹介します。お楽しみに!